ゆうやけこやけ


人に歴史あり、

と、よく思う。


今その場でハッキリと見えるものは少しだけれど、

これまでのエッセンスが、

ちいさな結晶のように散りばめられていて。

見えてないけど、

なにか感じる…。

人を見てると、

そんな気がしてくる。


そんな、歴史あり、は、

自分にも言えて。

今度、江古田に行くので、

ふと思い出した景色がある。


江古田は住んでいたことがあって、

庶民的で、好きな町。

商店街が3つの通りに広がってて、

暮らしの息づかいに満ちている。


当時、一人暮らしなのに、

猫3匹と暮らしていたわたしは(クレイジー!)、

不動産屋さんに、

「本当のことを言うと部屋が借りれないので、

猫は1匹ってことにしましょう」

と言ってもらい、

「じゃあ、それでお願いします!」

ってことにして、

西武池袋線の線路沿いの、

ワンルームのお部屋を借りて住んでいた。


猫3匹のうち、1匹は自分で拾って。

ひとりで留守番はさみしいだろう、と、

あと2匹を譲り受けた。

ノラ猫を保護したけど飼えなくなった子たちで、

1匹は脱走好きで、

いつの間にか、向かいのおばさま宅にいたりするし。

みんな色柄が全然違うし、

日向ぼっこのできる、

窓際やベランダが好きだし。

1匹じゃないことはバレバレだった。


当時の仕事は、

渋谷のセルリアンタワーの裏にある会社で、

デザイナーをしていた。

と言っても、専門学校の設立時のスタッフで、

みんななんでも屋で、

ものすごーーーく忙しかった。

その分、仲間とはすごく仲が良かった。

戦友みたいなもんで、

辛くとも笑い合って、

絆が深まるんだよね。


でもやっぱり、

過労で疲労困憊してる上に、

ショッキングな出来事が重なって、

もう辞めようと思っていた頃に、

地元に近い、

鎌倉の海に遊びに行った。


ちょうど夕暮れ時で、

赤く染まった空が、

刻一刻と変化していく美しさに、

圧倒されるように感動した。


その頃は今みたいに、

自然と近い暮らしをしてなかったから、

なんだか無性に深く響いて…。

「住んだらこれが毎日見れるんだな。すごいなー!

よし、戻ってこよう!」と、

横浜の実家に帰ることにした。

(ものすごく単純)


あれはまさしく、

転機だったなー!


saigenjiさんのニューアルバムのジャケット。

鎌倉の海で撮影されたこの写真を見てると、

その時の気持ちを思い出す。


ちょうどわたしが夕日を見た、由比ヶ浜辺り。

気づけば今も、その近くで働いていて、

カヤックで着陸したり、ワカメを拾ったり、

いろいろ遊ばせてもらったなー。



しかもこの写真、

久しぶりにライブに行って、

音楽のキラキラにあらためて気づかせてもらった、

そのライブ前に撮影されてたものなんだよね。

あの喜びを再発見した気持ちも思い出す。


人の作った作品なのに、

自分の思い出がいっぱいという、

図々しい便乗ぶり!

さすが!!

バカで図々しいって言われたことあるけど、

そうかもー。

「褒め言葉だよね?」と確認したら、

「ありのままだよ」だってさー。


音を聴くのはこれから。

楽しみだなーーー!

その初売りライブが、なんと新江古田で、

その名もネコ・カブリーノって言う、

気になる名前の、花屋さんのカフェ。

気になるところがあり過ぎて…。


ずっと欲しかったbaobabのCDも、

偶然中古で見つけて、買えたところ。

うれしい!やったー!

☆twin trees

https://youtu.be/lx8ClSrLg6U

☆荒野

https://youtu.be/m2x4vj5isrA


ご褒美がいっぱいあってうれしい、

今日この頃。

愛は使うほどに、

泉のように湧いてくるもの。

と言ってたのは、誰だったかな?

今はそうやって、

ぐるぐる巡ってる感じ。

自分の内からはじまって、

届いた先から返ってきて、

寄せては返し、広がり続ける。

どこまでもどこまでも…。


生きてる間にたくさん使って、

後悔少なく、

全うできたらいいな。

と、今日もまた思うのでした。


予想外に雨が続く日々。

あとちゃん(1匹目の猫)の好きだった、

ジムノペディでもかけながら、

積ん読になっちゃってる、

本たちを読もうっと。

(昼寝コースまっしぐら〜♪)


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